ドイツ女子W杯を振り返る
記憶がなくならないうちに今大会を振り返ってみようと思います。
あくまでも個人的な思いなので悪しからず。
またかなり長文になると思われます。


そもそものところ、なんでこの女子W杯に来たのか。

最初はコパアメリカ行く予定でしたw ご存知の人も多いと思うけど。
それがなくなってU17W杯を見にメキシコに行くか、それとも女子W杯を見にドイツに行くか。
この二択になったときに選んだ理由は去年の女子U20W杯を応援しに行ったことで
少なからず愛着があったことが一番の理由でした。
去年のU20メンバーからは熊谷紗希、岩渕真奈、高瀬愛実、そして佐々木監督がいます。

でドイツに来て初戦のボーフム。
せっかくなので前日練習にも行って選手や監督に遠くから声かけてみる。
勿論他に出待ちしてるサポーターなんているはずもないw
その時に親切にわざわざこっちまで来てくれた安藤梢選手ことあんちの株が急上昇。
今大会超応援しようと自分の中で決意w
サポーターってホント単純だと思います。
あと佐々木監督とも去年のU20のこと含めお話しました。

監督の話を先にしちゃおうかな。
このチームの中でもっとも真摯に対応してくれるのが佐々木監督。
試合前や試合後にかかわらず、こちらの姿を見つけると自分から駆け寄って来て下さり
「応援ありがとう」「次もよろしく」などと本当に腰を低くしてお話してくれました。
そんな監督の采配が今大会見事に当たったことに、選手はもちろんですが、
個人的に監督が活躍したこともものすごく嬉しかったことでした。


で話は戻って初戦ボーフムでのニュージーランド戦。
震災後のチャリティーなどでものすごくドイツ人からの寄付等が集まった話を聞いていたので
どうにか感謝の言葉を伝えたくて試合前にダンマクを作る。
しかしいきなり書いたダンマクが大きすぎるからダメと言われ、その場で4つに切らされる・・・。
そして結局張らせてもらえず・・。
非常にめんどくさい。

試合中はバックスタンドの最前で4人で声出して応援する。
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去年の1人よりはいいもののやっぱりW杯でも女子だとこれしか人が来ないのだと痛感させられる。
試合はものすごい暑さの中、宮間のFKが決勝点となり勝利し、幸先よい初戦となる。


第二戦目、レバークーゼンでのメキシコ戦。
普段なでしこを応援しているサポーターが数人加わって個人的にものすごく安心。
だからと言って一桁は変わらずw
しかしドイツで日本人の最も多いデュッセルドルフからものすごく近いこともあって
駐在の日本人の方などが非常に多く心強かった。
試合も澤のハットトリックなどで完勝。
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スタジアムも素晴らしくいい思い出しか残らなかった。


第三戦目、アウクスブルクでのイングランド戦。
前日練習にも顔だして選手に声かける。
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去年のU20の時に一週間くらい滞在した思い出の地、アウクスブルク。
しかし正直いいとこなしで完敗。
勝てばレバークーゼンへ戻れたのに・・・とみんなで悔しがる。
この日はわかりやすい場所だったため出待ちが結構いた。

この試合の結果、そしてその後行われたドイツの試合結果で
準々決勝の相手がまさかの開催国ドイツとなる。
しかも場所が非常に遠いウォルフスブルク。

そして誰も2位通過を予想していなかったためチケットがない。
勿論地元ドイツのためチケットは既に完売。
ここから3日間くらい各所へチケットのお願いをしてみるものの、チケットは手に入らず。
最悪外から応援するか、と話していたくらいヤバイ状況だった。


そして準々決勝ドイツ戦、場所はウォルフスブルク。
試合が夜にもかかわらずベルリンから昼過ぎにはつくように早めに出発。
途中で仲間から連絡があり、まさかの当日券放出。
どうやらスポンサーとかのキャンセル分がほんの僅かな枚数放出されたらしく無事チケット入手。

相手が地元ドイツとあり本当にドがつくアウェー。
負けたら終わりとあって選手バスが到着する時に盛り上げようということで幕張って歌って出迎える。
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スタジアムに入ってもドイツ一色。
スタンドの席の後ろで固まって応援。
うるさいとか言われるもののそんなことはお構いなし。
こっちのニッポンコールを消すようにしてドイッチュランドコールしてくるこのアウェー感がたまらん。

そしてかりなゴール後のあの静寂ったら!!
正直ドイツには厳しいかなと最初思ってたけれど試合が進むうちにこれはいけるなと。
見事な勝利でした。
試合後の澤さんの笑顔が素敵だった!

試合後にドイツ人が皆日本はいいサッカーをしていたと褒めてくれていたのがものすごく印象的。
確かにちゃんと見ればドイツが最後バテていてそれに対して日本が見事なサッカーをしていた。
それをしっかり見ているのがさすがドイツ人。
しかし男子が負けたらこんな甘い言葉はかけてくれないだろう、あくまでもまだ女子サッカー、という
ドイツ人にとってもひとつのショーのようなものという印象を受ける。

出待ちしてはしゃぐ。はしゃいでる時点で既に皆終電はなく・・・。
駅近くで祝勝会。その後駅でしばし仮眠する。

すぐ次の日に準決勝のあるフランクフルトに移動。
とりあえずこの日からは毎日練習に通うだけの生活を送るw
まあ練習自体は報道陣のみだけに公開なので全く見れないのですがね・・・。
書かなかったけど正直準決勝までのスウェーデン戦まではみんな疲れが溜まりまくり。
あんちとか上手く歩けてないくらい足引きづりまくりだったり。
こんなんでちゃんと試合出来るのかなって不安になるくらいみんなアイシングとかしてました。
疲れは溜まっているもののチームの雰囲気はいつも明るくリラックスしていていいんだけどね。


そして準決勝、スウェーデン戦。
とにかく安心して見れた試合。
先制はされたものの見事なまでの試合運び。
そしてドイツ戦のかりなに続き、控え組、川澄奈穂美の大活躍。
ドイツ戦終わった後に一緒にニッポンコールしてくれた川澄の活躍は本当に嬉しかった。
試合終了後出待ちは結局いつものようにほんの数人w


ラスト決勝はアメリカ戦。
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前日の選手の表情も明るかったしあとはやるだけだったでしょう。
アメリカ戦は前エントリーで詳しく書いているので省略。
最後の最後、出待ちはいつもの何十倍も人がいて逆にこっちがビックリしたw


日本でも準決勝くらいから地上波でも放送が始まって急に盛り上がったようですね。
まあ現地にいてもメディアの数が急に増えた。
だいたい最初からいたメディアの人なんて僅かだったから顔見ればすぐわかるしね。
メディアももっと早く来てればいい絵が沢山撮れたと思うんだけどなw


今大会終わってみればあっという間だった。
頑張って会社を休んで応援しに来て先に泣く泣く帰る仲間たちのことを考えると最後絶対に勝ちたかった。
自分よりも普段なでしこを見ている仲間たちの分まで精一杯応援しなきゃなって。

でも普段INAC、浦和、新潟、岡山、ベレーザとか応援してる人はこれでいいのだろうか。。。。


まあいろんなことは考えるけど最初から最後まで日本戦全試合見た一般人は知っている限り
僕を含めて二名しかいないわけで、今大会に応援しに来たのは大正解だったなと。
結構苦労したこともあったけれどW杯優勝なんてのはもう一生ないかもしれないんだから
それを考えれば楽なもんだ。


しかしこれで更にこのチームに愛着がわいたのはいいことでもあり、自分としても怖いとこでもあるwww



by suzaworld | 2011-07-22 06:02 | ドイツ女子W杯